社会福祉士への道
今回は2014(平成26)年卒業の原田さんに入学から社会福祉士に就くまでの道のりを語っていただきました。
まずは、原田さんのプロフィールからご紹介します。
お名前 | 原田 千鶴 |
職業 | 社会福祉法人 ノーマライゼーション協会 在宅サービスステーションひざし 総合相談窓口 |
経歴 | 2013(平成25)年 4月 一般課程 入学。 在学中は仕事と家庭をもちながら、レポート学習と実習・受験勉強を行う。
実習は24日間連続、デイサービスで実施。 2014(平成26)年 10月 卒業。 2015(平成27)年 1月の国家試験に合格し、社会福祉士を取得。 2016(平成28)年 4月 現在の職業に就職。 |
オープンキャンパスイベントにて、原田さんが入学後、どのように学習をし、またどのようなことを心掛けてきたか、そして、国家試験合格・就職までをQ&A形式でお話を伺いました。
今回はその一部をご紹介します。
第一章 入学までの道
なぜ社会福祉士を目指そうと思われたのですか?
原田さん:
きっかけとしては…
ヘルパーで働いている際に、利用者さんからの質問に答えられなかったことですね。
そのことで、もっと知識を増やそうと思い、社会福祉士の取得を決めました。
第二章 入学から卒業までの道
1つ目の学習 レポート
レポート作成にはどのように取り組みましたか?
原田さん:
レポートに関しては…
テキストを読み、インターネット検索で調べるなどして、作成をしました。
レポート課題は4月にまとめて学校から送ってもらえるので、時間のある時に書き溜めをしていました。
毎月2~4課題あるレポート学習にはどのくらい時間がかかりましたか?
原田さん:
得意・不得意によっても違ってきますが…
得意なものは、その日のうちに2~3時間でできることもありました。
不得意なものは1週間ほどかかりました。休みの日には一歩も外に出ずに作成したこともあります。
講師:
課題によっても違うと思います。どうしても作成が難しい時には、早めに学校に問合せをいただければ、アドバイスすることも可能です。
2つ目の学習 実習
実習はどうでしたか?
原田さん:
実習中も家事はありますし…
日誌の作成もあったので、自宅から歩いて5分のところに配属をしてもらいました。
実習に専念したかったので、ほとんどご飯は作らず、お弁当などでやっていました。
そのことについては家族に話をして、理解をしてもらっていたので、問題ありませんでした。
内容は充実していましたが、正直しんどいと感じることもありました。
しかし、利用者さんとの関わりや支援計画の作成など、現在の仕事に結びついていると感じます。
実習期間中のレポートについては書き溜めをしていたので、期限内に提出することができました。
講師:
社会福祉士の実習については負担が少ないよう、できるだけ近くで配属するように配慮しています。
3つ目の学習 スクーリング
スクーリングに参加してみていかがでしたか?
原田さん:
少人数でのグルーワークがほとんどだったので…
とても楽しく学習ができました。
また、年齢や環境の違った友人もできて、自分とは違った学習方法や仕事・家事との両立の工夫などの情報交換をしました。
第三章 卒業から就職までの道
いざ!!国家試験へ!!
国家試験の受験勉強はどのように行いましたか?
原田さん:
試験範囲が広いので…
私は入学前から参考書を見て、過去問を何度も繰り返し行いました。
また、持ち歩けるように自分なりにまとめたノートを作成しました。
中には、参考書を5~6ページに分けて、持ち歩くという工夫をされている方もいました。
持ち歩けるように小さい参考書を買うのもオススメです。
あとは、体調管理ですね。自分の体調管理はもちろん、家族の体調管理も必要だと思います。
本校の受験対策講座や模擬試験は受けましたか?
原田さん:
1月の直前受験対策はおさらいのつもりで受けました。
模擬試験は必ず受けた方が良いですね!!
時間内に終えて、見直しをしようと思っていたのですが、模擬試験を受けてみると、全く時間が足りませんでした。
模擬試験を受けて、自分に合った問題の解き方やペース配分を考えるきっかけになりました。
いよいよ社会福祉士に!!
就職活動はどのように行いましたか?
原田さん:
ハローワークに行くと、社会福祉士の求人はたくさんありました。
どの分野の何がしたいのかを明確にしたうえで、仕事を探すことが大切だと思います。
求人の対象として、経験年数を問われることはありましたが、年齢を問われることはあまりなかったように思います。
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